昨夏の福知山花火大会屋台爆発炎上事故で観客3人を死亡、54人に重軽傷を負わせたとして業務上過失致死傷罪に問われている火元の屋台店主で建設作業員、渡邉良平被告(39)=大阪市天王寺区=の第5回公判が20日、京都地方裁判所(樋口裕晃裁判長)で開かれ、検察側は「売り上げばかりを気にして危険について考えず、不用意に携行缶のふたを開けた」と断じ、「史上稀に見る大事故を引き起こした過失は極めて大きい」と、禁錮5年を求刑した。
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