武装工作員の侵入などに備えた自衛隊と警察との共同実動訓練がこのほど、福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地で行われた。
陸自第3師団第7普通科連隊と京都府警が連携して4年前から取り組んでいる。双方から合計約100人が参加して、有事の際、迅速に協力ができるよう息を合わせた。
PKO派遣中の連隊長に代わり7普連の留守を預かる鹿島真副連隊長と、府警本部警備部の森正義参事官がそれぞれ訓示。連携を密にする必要性を説いた。
部隊合流と進出訓練では、警察車両に自衛隊員、自衛隊車両に警察官の連絡員が相互に乗り込み、パトカーが先導して出発。緊急車両の通行を呼びかけ、一般車両を避けて進んだ。
この後、非公開の合同検問と武装工作員鎮圧の訓練をした。
写真=一般車両に見立てたマイクロバスを避ける先導のパトカー。後ろに自衛隊車両が続く
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