二十四節気の一つで暦の上では春となる「立春」の4日、タケノコの特産地、福知山市報恩寺の竹林で生産農家、片岡外丸さん(83)らが試し掘りをした。今年は裏年で出来が心配されているが、今の時期としてはかなり大きい長さ23センチのものも掘り出して、期待を膨らませた。
タケノコが育っているところは土が少し盛り上がったりヒビが入ったりする。あいにくの雨で地面がぬかるみ、ヒビが分かりづらかったが、めぼしい場所を見つけては、タケノコを傷つけないように専用の道具のトグワで地中から掘り上げた。
片岡さんは「今年は裏年だけれど、試し掘りで大きなものも出たし、暖かい春を迎えてタケノコがよく成長してくれたらうれしいね」と話していた。
写真=立春の時期としてはかなり大きい長さ23センチのものも出た(きょう午前8時10分ごろ)
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