福知山市大江町南有路の有仁小学校(福山学校長)で3日、5、6年生18人が雅楽鑑賞と体験学習をした。兵庫県朝来市の寿光雅楽会の6人が訪れて、日本の伝統芸能を披露した。
5、6年生は音楽の授業で雅楽を勉強しているところで、生の音にふれて、より理解を深めようと実施した。
寿光雅楽会のメンバーは、狩衣、烏帽子、袴姿で、太鼓などの「打ち物」、箏などの「弾き物」、篳篥などの「吹き物」の3種類の雅楽楽器を持ち込んだ。
雅楽は世界最古のオーケストラと言われ、1200年以上も形を変えることなく受け継がれてきた伝統芸能の一つであることが紹介され、正しい座り方があぐらであること、「打ち合わせ」という言葉の語源が雅楽の演奏に由来していることなどの豆知識も教わった。
神前結婚式でよく使われる「越天楽」など5曲を聴き、児童も練習してきた「越天楽」をリコーダーで演奏した。
最後に児童たちが雅楽楽器を体験した。太鼓をたたいた6年生の倉橋聡君は「普通の和太鼓よりも和風な感じがした」と話していた。
写真=児童たちは珍しい雅楽楽器に興味津々
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