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両丹日日新聞2014年1月24日のニュース

アート村でネギになる ネギを味わう 養父市大屋ビッグラボ

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 畑でネギを収穫して、炭火で丸焼きにして食べる。仮装も一緒に楽しんでしまおう−そんな催し「おおやネギ焼きカルソッツまつり」が、26日に養父市大屋町加保、おおやアート村ビッグラボで開かれる。申し込み不要。

■収穫して炭火で丸焼きに カルソッツまつり■

 大屋には但馬木彫や陶芸、絵画などの作家が多く、市がアート村構想を進めている。その拠点になっているのが、閉校となった八鹿高校大屋校を改築し、「まちづくりの大きなじっけんしつ」とした、ビッグラボ。様々な作家たちが創作に励み、作品展を開いたり教室を開いたりしている。

 カルソッツまつりを提案したのも、そんな作家の一人、新井厚子さん。スペイン・バルセロナを拠点に活動していて、ビッグラボで催しをした際に、近くで地元の人たちが有機栽培しているネギを食べ、味にほれこんだのがきっかけだった。

 スペインのカタルーニャ地方では1月から3月にかけての季節に、カルソターダと呼ばれるバーベキューをして、黒焼きにしたカルソッツネギを手づかみで食べ、早春の一日を楽しんでいるといい、これを大屋の里でもと企画した。

 午前10時からスタートし、ワークショップで「ネギ・アート仮装」の衣装を作り、ネギになりきって畑で収穫。丸焼きにしたネギをカタルーニャのロメスコソースや味噌ベースの和風タレで味わう。ネギを楽しむだけなら、午後3時までの時間内のいつ参加してもよい。参加費500円。汚れてもよい服装、足元で。問い合わせはビッグラボのNPO法人おおやアート村、電話079(669)2449。

 施設で彫刻展、アートハウス展開催中。


写真=炭火で焼き、中までトロトロになったネギを食べる。甘くなって子どもも喜ぶ味になる

    

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