2014年度大学入試センター試験が18日、全国693会場で一斉に始まった。府北部会場になっている福知山市西小谷ケ丘の成美大学では、前回より76人少ない353人が志願し、試験を受けている。19日も行われる。
会場付近には、各高校が「大丈夫、自分を信じろ」「自分に克て」といった横断幕などを用意。到着した受験生たちは、駆けつけた先生たちから最後の励ましを受けて会場へ。試験直前になると、指示通りに携帯電話やスマートホンをかばんにしまい込んだ。
配布ミスを防止するためナイロンで包装された問題冊子が配られると会場の空気は一段と張り詰め、受験生たちは集中力を高めながら、緊張した面持ちで開始の合図を待っていた。
1日目の試験は、午前9時30分に地理歴史、公民からスタート。続いて国語、外国語の順に行われ、19日には、理科と数学がある。
今回は、過去最多の843大学がセンター試験を利用。志願者数は全国で56万672人で、前年度よりは1万2672人減った。府内では1万979人で、201人少ない。
成美大センター入試実施本部では「きょうの夜からあすにかけて、雪の予報が出ているので、早めに準備して会場に来てほしい」と呼びかけている。
写真=試験が始まる前に携帯電話をかばんにしまう受験生(18日午前9時10分ごろ)
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