福知山市南岡町、南陵中学校(塩見芳彦校長、517人)で15日、皇后杯第32回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会で優勝した京都チームの第8区走者、陸上部3年生の青山友莉菜さん=東羽合=の報告会があった。
大会は12日に京都市内であり、各チーム9人で42・195キロを走った。中学生は3キロの2区間があり、代表選手3人のうち2人が走れた。
8区に抜擢された青山さんは、チームが設定する目標タイムを約20秒も上回る10分01秒の区間3位の快走で、首位のタスキをアンカーにつなぎ、3年ぶり15回目の京都優勝に大きく貢献した。
青山さんは「タイムよりも順位を気にしていました。絶対にトップのままタスキをつなぎたかった」という。沿道の声援が途切れることのない大舞台に緊張したが「楽しく走れました」と振り返った。
■大活躍の姿 在校生に勇気■
報告会では、2年生の生徒会長、服部爽良さんが「全国の選ばれた選手の中で大活躍される姿に勇気をもらいました。本当におめでとうございます」と祝福し、青山さんが支えてくれた周囲の人々に感謝して京都チームの優勝を報告。塩見校長から優勝メダルがかけられると、全校生徒が拍手でたたえた。
塩見校長は「市内外の卒業生から祝福の電話と手紙をいただいています。青山さんはいつも頑張って走っている姿が印象的で、その努力が実を結んだ。誇りに思う」と目を細めた。
写真=報告会で塩見校長から優勝メダルをかけてもらう青山さん
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