福知山市三段池公園に訪れるカモなどの渡り鳥や松林にいるカラ類の仲間を観察する冬の探鳥会(福知山市児童科学館主催)が11日、公園周辺であり、参加者が双眼鏡などを片手に観察した。
市自然科学協力員会とFAヤマセミの会の会員、大槻浩さん(54)の案内で公園内へ行くと、松林には上下のくちばしが交差するスズメ目の「イスカ」を発見。大陸からやってくる冬の渡り鳥だが、大槻さんによると、福知山では過去50年のうち確認されたのが一度だけというほど、珍しい鳥だという。
参加者は、赤い雄の姿に「初めて見た」と、時が過ぎるのを忘れて興奮した様子で観察していた。
イスカのほか、三段池ではマガモ、コガモ、アオサギなどを見て回った。
写真=珍鳥のイスカの姿を見ようと単眼鏡などをのぞく参加者
写真=参加者の前に姿を見せたイスカ
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