福知山市問屋町の市公設地方卸売市場で5日早朝、新年の初競りが行われた。今年は普段休場となる日曜日と重なったため、やや入荷量が少なかったが、新鮮な野菜を求める仲買人たちが目当ての品を次々に競り落としていた。
競りの前にセレモニーがあり、初めに市農林商工部の高橋正英部長が「市場を取り巻く環境は厳しいが、市場は地産地消推進、農業の改革振興のために重要な役割を担っている。今後も市場の活性化に格別の支援をお願いしたい」とあいさつした。
続いて市場の卸売業者、福知山合同青果の守本一彦社長があいさつし、昨年の感謝を述べ、今年の協力を呼びかけた。
このあと競りの開始。ハクサイ、イチゴ、ネギ、ダイコンなどが並び、場内には競りの元気な声が響いていた。
守本社長は「昨年、福知山は悲しい事故や災害に見舞われたが、今年は干支の午にちなみ、うまくいく年になるよう努め、市の活性化に貢献していきたい」と話していた。
写真=新鮮な野菜を競り落とす仲買人
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